高校中退→慶應義塾大学合格体験記

早稲田(一文、教育)、慶応(文)、上智(文)、同志社(文)、関西学院(文)全てに合格できました。本当に信じられない嬉しさでした。

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高校中退からの早稲田・慶應・同志社・関西学院合格体験 (by エセ関西人さん)

初めまして。
僕は大検→大学に現役で合格し、今は臨床心理学を大学院で勉強している者です。
大検・大学に合格したのは5年前になりますが、自分の体験が参考になればと思いお便りします。

勉強方法に関しては他の方がたくさん書いていらっしゃるようなので、合格に至るまで乗り越えてきた精神的な面を中心に書きます。

僕は、中高一貫の進学校に通っていましたが、友人ができず、成績も芳しくなく、学校の雰囲気にも馴染めず、高校一年の9月から不登校になりました。
それから3月までは一切勉強せず、テレビ中心の生活でした。大検も少しは視野に入っていたし、このままではいけないと思って自分を責めていましたが、どうしても勉強がイヤでイヤで、机に向かう気になれませんでした。

3月に退学届けを出し、それを機に大検の参考書を買って勉強を始めました。
勉強は相変わらず嫌でたまりませんでしたが、初日は5分だけ勉強し、次の日は10分だけ・・・というように、少しづつ時間を増やしていきました。そしてどうにか休み休み、一日2時間位は勉強できるようになりました。

大学は、国立は最初から諦め私立に絞ることにしました。その年(高2に相当)は、私立受験に必要な英・国・世界史を翌年に残し、残りの8科目を受検しました。(当時は実施が年一回で、科目数も全部受検する場合は11もありました)

とにかく、すごく不安だったのを覚えています。大検合格体験記の本で、すごく苦労した人の体験を読んだり、大検経験者のホームページで「大検はあなたが考えているほど簡単ではありません」という言葉を目にし、めちゃめちゃ落ち込んだりしました。
そのため「どんなに辛くても高校辞めるべきではなかったか・・・」と後悔もしました。
でも、フタを開けると、8科目全てに合格できていました。

8科目合格してから、残りの大検3科目と、大学受験対策に、予備校に通った方がいいのかなとは思いました。でも、人と話せなかったので、予備校のような集団も怖く、9月からの半年間は家でZ会をやったり、市販の参考書で勉強していました。
2月から、古典と英語を、親の知り合いの元高校教師の先生の所に個人で習いに行ってました。それも、何とかしなければと思いつつも集団が嫌だったからです。

4月になり、10ヵ月後に現役で大学に受かりたい、しかもいい大学に入って同級生に追いついてやりたいという気持ちが芽生え、不安でしたが勇気を出して予備校に電話し、入学することにしました。

今は大検生のための予備校が増えてますが、当時、僕の地元はそういう予備校がなかったので、地元のわりと小さい高卒生用の予備校に入りました。

入ってみると、あまり人とも話す必要がなく、「集団の中で一人」という孤独を気にしなければ思っていたよりも楽に通えました。
入学後は何とか同級生に追いつきたいという必死の思いで、それから入試までは毎日ハードに勉強していました。でも、2月に合格できるだろうか?という不安が絶えず胸をよぎる毎日でした。

少し成績も上がってきたので、8月の模試の志望に、憧れだった上智大学の名前を勇気を出して書きましたが、判定はDで、落ち込みました。
8月の末に、スランプに陥りました。全く勉強する気がなくなり、思い切って2日半、何も勉強しませんでした。それがよかったのか、何とか勉強する気を取り戻せました。

大検の残りの3科目には、無事合格できました。

10月に上智でB判定が取れるようになり、思い切って早慶にも挑戦しようと思い、11月の頭から小論文の勉強も始めました。でも、こんなにギリギリに初めて大丈夫だろうか?と、不安でした。小論文の授業もちんぷんかんぷんでした。不安と、「まあ何とかなるさ」という思いが交互に去来しました。
12月には、小論文のない模試では志望校全てにAかBが出るようになりました。

受検当日は、やはりかなり緊張しました。ひたすら、「今までやってきたから大丈夫や。それにどっか一個受かればええんやから!」と、言い聞かせました。

結果、早稲田(一文、教育)、慶応(文)、上智(文)、同志社(文)、関西学院(文)全てに合格できました。本当に信じられない嬉しさでした。
慶応に進学しました。大学に入ってからの人付き合いが、こんな内向的な自分にできるだろうかとかなり心配でしたが、まあ何とかなりました。学部時代は社会学科でしたが、臨床心理学に興味を持ち、現在は臨床心理士を目指して勉強しています。

僕は、過剰な心配や不安、落ち込みや後悔ばかりの道のりでした。
そういうのもたまには必要ですが、しすぎる必要はないと思います。
大検・入試に関するHPや本などは見るとプレッシャーになることもあるので、元気づけてくれる情報でない限りは、特に僕のようにマイナス思考の人は、あまり見ない方がいいと思います。メディアは上手に活用して下さい。

大検・大学には独学でも合格できるので、独学か通学かは、人それぞれ自分に合った選択をすればいいと思います。

僕の経験では、予備校に通ったことは効率的で良かったと思います。予備校の場合、さまざまな大検・入試情報が手に入ったり、カリキュラムが組まれていたり、先生に質問できたり、(僕の場合は特定の友達と仲良くすることはありませんでしたが)つくろうと思えば仲間ができる、などのメリットはあります。

でも、予備校に通いだすまであまり外に出られなかった期間も、少しづつですが毎日独学していたことが、大学受験の基礎になっていたのだと思います。

真面目にやれば、道は開けてきます。自分を大事にしながら、頑張って下さい。



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