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ゼロからの英語勉強法
私が、受験勉強を通して一番苦労した科目が英語です。先にも書きましたが、私は高校を半年で中退した上、高校時代の英語の成績はどん底でした。ですから、高校レベルの勉強はゼロから始める必要がありました。
当時の私がどれだけ知識がなかったかというと、まず「第5文型」を知りませんでした。あとは、「副詞」という言葉は知っていましたが、それが何を意味するのかを知りませんでした。もちろん単語や熟語も全然知らなかったので、「important=重要な」なんていう単語もいちいち辞書で調べてました。このため、当時使っていた英和辞典は、すぐにボロボロになったことを覚えています。
こんなに英語のできなかった私が、得意科目にすることができたのです。(9ヶ月で偏差値が40近く伸びました。)ですから、英語が苦手だという普通の受験生はもちろん、ゼロから勉強を始めるという人も努力をすれば何とかなります。「それでは、どのようにやれば良いのか」と思う方もいらっしゃると思います。そこで、英語を始めた頃の私のやり方を書いておきます。勉強法は、人それぞれだと思いますが、一つのやり方として参考にして下さい。特に、ゼロから勉強するという人は読んでおいた方が良いと思います。
少し話が脱線しますが、ゼロから勉強した方で、私とは違う勉強法をしていた方は、あなたの勉強法を大学受験勉強法&参考書掲示板までお寄せ下さい。これから勉強をする後輩のために是非情報提供をお願いします。
では、本題に入ります。英語は、まず「英文を読むための文法」(文法問題を解くための勉強と区別してます。)と「最低限の語彙」を身につける勉強が必要です。それぞれの勉強法は下記の通りです。
■TOEICで920点を取った医師の英語勉強法
英文を読むための英文法の身につけ方
英語は、単語だけをやっていても点数をとれるようにはなりません。なぜなら、単語の意味をつなぎあわせただけでは英文を正しく理解できないからです。このため、英語は最初に文法を勉強する必要があります。
私は 「文法的な説明ができなくても英文の意味がわかれば良いだろう」という方針で以下のような方法をとりました。
(1)使用参考書:高1〜高2用の文法書
私の現在のオススメは「基礎からベスト総合英語」
※中学レベルの文法知識があやふやな場合は、中学生用の本を1冊
やった方が良いです。私の現在のオススメは「くもんの中学英文法」です。
(2)使い方
・1回目:解説を読みながら例文を和訳→英文の順に読む
※「この英文はこんな意味なんだ、ふーん」って感じで眺めたり、英文を書く。
→覚えようという気持ちは必要ですが、完璧主義はいけません。
「何度も繰り返していくうちに覚えよう」とゆったり構えて勉強して下さい。
※解説は、理解できなくても読むこと。
→最初は、理解できなくても繰り返していくうちに、用語もだんだん覚えていき、
理解できるようになります。
※知らない単語は全て単語集と辞書で調べる
→簡単そうな単語、例えば「at」や「of」でも意味がわからなければ全部調べる。
そして自分流の直訳を作り、参考書の和訳と比較すれば、
英文がなぜそんな意味になるのかが理解しやすくなります。
なお、調べた単語は、参考書の欄外に書き込んでおけば復習が楽になります。
・2回目:英文を読んで意味がわからない例文に×印をつける。
※意味がとれた英文
→特に何もしなくてもOKです。
※意味のとれない英文
→解説を読んだり、欄外に自分で書き込んだ単語の意味を見ながら、
自分なりになぜそんな意味になるのか考えてみましょう。
※完璧主義にならないように注意
→解説を読んでもわからないことがあると思いますが、どうしてもわからないことは
あやふやなままで結構です。
「何度も繰り返すうちに理解できるようになれば良い」という方針で勉強しましょう。
ただし、「理解しよう」という気持ちは持っていなければいけません。
(矛盾するようですが、このことは大切です。)
・3回目以降:×印のついた例文のみ2回目の作業を繰り返す。
※2回目のやり方と同じです。
(3)目標:英文を見て日本語訳が言えるようになる
※2〜3回繰り返しているうちは、ほとんど×印が付くと思いますが、回を重ねるごとに
「この英文見たことがある」という例文が増えていくと思います。
10回以上繰り返せば、どんどん日本語訳が言えるようになると思います。
※8割位が、英文を見て日本語訳を言えるようになれば、この本は卒業です。
英文解釈や長文読解等の勉強に移りましょう。
その後は、参考書(英文解釈等)の解説を読んで理解できないところが出てきたら、
この本を文法辞典的に使うと良いと思います。
このように、しつこい位に繰り返していくとやがてマスターすることができます。
(4)ポイント
・完璧主義にならないこと
※ゼロから勉強する人が、最初から完全に理解しようと思ってもかなり難しいです。
勉強には、「色々な知識を覚えて初めて理解できること」がかなりあります。
ですから、わからないことは「あやふやなまま寝かせておく」ことも時には必要です。
※最初は、文法的な説明が理解できなくても、要は英文の意味さえわかれば良いのです。
「この英文を文法的に解説せよ」などという問題は出ないからです。
文法用語等は序々に覚えていけば良いと思います。
・一度で全部やるのではなくとにかく回数を繰り返すこと。
※10回以上繰り返すことは非常に時間がかかるように思えますが、
回を重ねるごとに必要な時間が減っていきます、
実際は想像以上に少ない時間でできます。なお、この考え方は全科目に共通です。
(5)文法問題について
文法問題を解くための勉強は、上記の勉強とは別に必要です。
文法問題対策については別の機会に書きますのでお待ち下さい。
■TOEICで920点を取った医師の英語勉強法
最低限の単語力の身に付け方
ゼロから勉強する人は、語彙力が全くないはずです。語彙力がないと一文を訳すのに何度も辞書をひかなければならないため非効率です。早い時期に、易しめの単語集や熟語集マスターしておけば、その後の受験勉強を効率的に行うことができます。
そこで、私が最初におすすめするのは、「新版・合格英単語600」と「新版・合格英熟語300」です。語彙力不足の人は、本書を覚えるだけで相当力がつきます。(本書には、まるでこの本だけで東大に合格するようなことが書かれていますが、難関大に合格するにはもっと高い語彙力必要なので注意して下さい。)
なお、具体的な勉強法は「英単語・社会用語の覚え方」に書いていますので参考にして下さい。
最後に、私は独学で基礎を固めましたが、独学を推奨しているわけではありません。家庭教師や個別指導塾等使えるものは何でも利用しましょう。独学で手も足も出ないという人はこれらを積極的に使うべきだと思います。目標は大学合格なんですから。
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