ゼロからの古文勉強法

ゼロからの古文勉強法

古文の知識ゼロからの勉強法についてご説明します。
私は、自分が「英語の勉強に使ったやり方」を古文の勉強にそのまま取り入れました。
その結果、古文の偏差値が1ヶ月で20上がりました。

古文はフィーリング?

古文は、現代の日本語とは大分違いますが、同じ日本語なので何となく意味がわかります。
だから、英語と違って知識ゼロの状態でテストを受けても0点になることがありません。

それに、国語は古文だけでなく現代文もあるので、無勉状態でも「現代文と古文を足した国語の総合得点」では平均点くらいがとれてしまうことがあるのです。

このことが「古文はフィーリングだ」と言っている人いる原因なのではないかと思います。
でも、いつも「そこそこの成績」をとれるとは限りませんし、本番で悪い点をとったら目も当てられません。

このサイトをご覧になっている人には「確実に」「高得点」をとってもらいたいと考えています。

古文で確実に高得点をとるには何が必要か

運に頼らず確実に高得点をとれるようにするには次の3つが必要です。

  • 文法の記憶
  • 古文単語の記憶
  • 入試問題への慣れ

文法の知識がないと、例えば下記のような問題に歯は立たなくなります。

  • 文法問題(これは当然ですよね)
  • 傍線部現代語訳問題

特に、後者の「傍線部現代語訳問題」は知識がないと正確に現代語訳できないから、入試問題になっているのです。ここで、何が問われているのかというと、文法の知識と古文単語をきちんと覚えているかどうかです。(余談ですが、私は、本番でもいじわるな文法的なひっかけにあわないようこの手の問題だけは品詞分解をして解いていました。)

また、内容の真偽を問う問題でも、実際は単純に文法や単語の知識を問うものがかなりあります。

というわけで、覚えるべき知識を確実に記憶していくことが大切です。
古文の勉強は、助動詞や助詞、古文単語など覚えることが多いように感じられて大変そうに思えますが、
英語と比べると驚くほど覚えることが少なくて済みます。

それから、高校では3年かけて勉強するので、力をつけるのに時間がかかるように思えますが、
覚えるべきことが少ないため実際にはすぐに成績を上げることができます。
古文は、やればすぐに成果が出るのでオトクな科目なのです。

では、具体的なやり方を書いていきます。

ゼロからの古文勉強法

(1)文法のオススメ参考書

 「古典文法サブノート」(日栄社)
 →穴埋め式になっているので、赤ボールペンで書き込めば、
  赤い透明のシートや下敷きで隠して覚えるというような使い方が可能です。

(2)古典文法学習のポイント

ポイントは、動詞の活用と助動詞の活用と意味、接続です。なぜそれが必要なのかということを考えずに機械的にとにかく暗記です。
文法は、面倒くさく感じますが暗記量も少ないので実はすぐに覚えられます。
私自身も面倒くさくて夏頃まで避けていたのですが、本気でやれば数時間もあれば覚えられます。
ただ、一度覚えたものでもすぐに忘れてしまいます。
その後は何度も何度も繰り返します。
私の場合は、2~3日で定着したように記憶しています

(3)助動詞の接続の覚え方

私の場合は、助動詞の接続は、
「る、らる、す、さす、しむ、ず、じ、む、むず、まし、まほし=未然形接続」
というように呪文を何度も唱えるようにして覚えました。

(4)問題集・予備校テキストの使い方

文法を記憶した後は、読解の練習です。以下に私流の勉強法を書いておきますので参考にして下さい。

①制限時間を決めずに問題を解く
②品詞分解&全訳を書く
③答えあわせ&全訳の添削
④間違い&誤訳の理由検討(文法or単語or古文常識?)
⑤二度と同じ原因で間違えないように文法や単語、古文常識を記憶

頭の中だけでやろうとすると「できたつもり」「わかったつもり」になるので、必ず現代語訳を紙に書くことがポイントです。
そして、足りなかった知識はその場で、覚えてしまうのが大切です。
この「覚える」という行為が、成績アップの原因なので、絶対にその知識を「覚えたという状態」にしてください。

それでも、残念ながら忘れてしまいますが、その後はしつこく繰り返します。
そうすれば、記憶が定着します。

市販の問題集で②~④の過程をやるには、
解説が超詳しいものを選んだ方が良いです。
ちなみに、Z 会の「古文上達」 という本が、
全文に品詞分解がついているのでオススメ。なお、上記方法をきちんとやると1問に大体2~3時間はかかります。
回り道のように感じるかもしれませんが、
私はこのやり方で古文の偏差値を約1ヶ月で20上げました。
(国語全体でも15位上がりました。)
逆に、ただ問題集を解いて答え合わせをするだけでは成績が伸びませんでした。
ちなみに、このやり方は英語にも応用できるのでお試し下さい。
※既に古文が得意な人は②~④のプロセスは時間の無駄になるので省略して結構です。

私が実際に勉強で使ったノートの画像

これは夏休みに、古文を克服するために集中的に勉強していた頃のノートです。
予備校の夏期講習で使ったノートですが、問題集を勉強する時も全く同じレイアウトで勉強をしていました。

レイアウトは次のようになっています。

①上半分:テキストから書き写した古文の本文
②下半分
・黒:自分なりに考えた現代語訳
・赤:正しい現代語訳
・青の傍線:現代語訳を間違えた箇所
 (ここを間違えた理由を検討し、足りない知識を覚えていきます)

(5)古文単語の学習について

私は、問題集に出てきた単語をどんどん記憶する方法と、単語集の暗記を並行してやりました。

単語集は最初は収録後数が少ないものの方が負担が少ないので良いと思います。
このため、私は、1冊目は「土屋の古文単語222」を使用しました。
ただし、この本だけでは語彙不足になるので「実戦トレーニング古文単語600」も暗記しました。
どちらも、古い本なので、現在売れ筋の単語集の中から、
最初は収録後数が少ないもの次に多めのもの選んで使うと良いと思います。

具体的な記憶法は「英単語・社会用語の覚え方」を参考にして下さい。

(6)単語の学習について(ゴロあわせについて)

以下の話は、古文だけでなく英語にも共通する話です。試験では、どのような方法で覚えたかについては問われません。ゴロあわせでも何でも良いからとにかく覚えたもん勝ちです。
ただ、ゴロで覚えてしまうと下記のような思考プロセスを経るため、
読解にやや時間がかかるように思います。

  • ゴロあわせの場合:単語を見る→ゴロ合わせが頭に浮かぶ→現代語訳
  • 通常の記憶の場合:単語を見る→現代語訳
  • しかし、ゴロあわせは「まぎらわしいもの」や「どうしても覚えられないもの」には、非常に有効なので必要に応じて活用するという方法は良いと思います。
    うまく組み合わせてみましょう。

    (7)頻出古文のあらすじを押さえておく。

    古文は読解ができなくても、あらすじを知っていれば解ける問題がしばしば出題されます。

    あらすじを知っているということは、地図をもって目的地に行くことに似ています。
    それにより、少々わからない箇所があっても読解の助けとなることがあります。

    うまく読解できなくても、「ああのシーンの話だな」と内容が想像できるからです。

    ですから、志望校の入試に出題されそうな古典作品の現代語訳を読むこととをオススメします。

    ちなみに、源氏物語には「あさきゆめみし」というマンガがあります。マンガなのでスイスイ読めます。(私は、勉強に疲れた時に気分転換に読んでいました。)

    少女マンガなので、男の人はちょっと買いにくいかもしれませんが、志望校に源氏物語が出そうな場合は読んだ方が良いと思います。

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